夕方前の空気

春の夕方前の空気が好き。悲しいことを思い出しそうになるけど、暖かくて桜が咲いていて。鳥も鳴いていて。

夏の早朝の空は青くて、深い空で、あたしは爽やかな出会い系を纏う。浴衣を着て、好きな人に会いに行くの。

秋は、儚げな夕日を見て、もうすぐ今日が終わるんだと安堵の溜め息をつく。コスモスを見に行く。

冬は、早く落ちてしまう太陽を少し寂しく思う。みんな寂しくて、周りにカップルが溢れる。

あたしは、四季が好きだ。
どの季節も、夕暮れが好き。

薄明かりくらいの方が、本音を言えたりする。まあ、本当に本音なんて滅多に言えないで、相手の話をウンウン聞くんだけど。

あたし、説教されてばかりで、最近疲れてしまった。

凄く悲しいことがあった。あたしが馬鹿だったのだけれど。朝まで酒を飲む日が続いた。

坊さんとその連れがナンパしてきて、カラオケ行って、友達はお持ち帰りされていた。坊さんは煩悩の塊だった。

一人でカラオケに行って、惜し気もなくCoccoの歌を歌う。

大丈夫だ、大丈夫。

辛い体験はその時は辛いけど、いつも時間が経てば友達にネタとして、笑い話として話すことが出来る。

こんな男だったけど、好きだったんだよね、惚れたのは事実だし否定はしないけど、客観的に考えてらあの時のあたしどうかしてたわー(笑)って話せる。

それを聞いた友達は、ただ笑ってくれる。そうやって昇華していく。

あの時の辛さなんて、踏んづけてしまえばいい。不倫SNSがあたしを踏み台にして、また這い上がればいい。

泣いてるあたしを見て、泣く友達。
『もうゆりー!』って身体揺らされて、『あんま揺らすなよ!吐くだろうが!(笑)』って返すあたし。

でも、ありがとう。

高校時代も急に泣き出すあたしに戸惑うことなく、『泣け!全部流しちまえよ、何が辛くて泣いてんのか自分も解ってないかもだけど、泣けよ!』って言ってくれた友達。

鞄の底から、グッチャグッチャになったポケットティッシュをくれた。それだけで笑えた。

あたしと友達でいてくれてる全ての人を、結婚式に呼びたいって夢だけはある。

ショックなことがあったから、今月バイトの予定ないけど。

少し元気になったら、またお菓子を作るの。

いつかはちゃんと働くから、今は厳しい意見からは目をそらしたい。ごめんなさい。

リスカの衝動を抑えることで、あたしの精神力は削られてしまう。

そんな情けないあたしだけど。
ショボくて取り柄のないあたしだけど。

また笑う。
お洒落して、また出掛ける。
強くなる。

もう少し子供でいさせてください。

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2012年1月25日 | コメント/トラックバック(0) |

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